昨日は、さらど塾の勉強会に参加、山形県山形市にある和菓子屋さんの「戸田屋正道」さんにて、和菓子について学びました。

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春といえば、桜餅と柏餅。ということで試食を頂きながら、磯部晶策先生の本の輪読と戸田社長のお話を伺いました。

 

普段食べている桜餅は、色がピンク色です。恥ずかしながらそれが当たり前だと思っておりました。磯部先生の本によると、桜餅を選ぶときは、作る側、売る側が桜餅の定義について、「桜色をしているから桜餅と呼ぶ」、「桜の葉で包むから桜餅と呼ぶ」のどちらの立場に立っているいるかが問題だとおっしゃっております。

 

戸田屋さんの桜餅は当然、白色をしております。食べてみると、優しい昔ながらの味わいです。あんこもなんだかほっとする、田舎のおばあちゃんの家で食べた事のあるような安心する味わい。

 

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桜餅の歴史のことも磯部先生本の輪読によって学ぶ事が出来ました。

そして、真面目に作っているところと、時代の変遷によってそうでない作り方をしているところがあることもわかります。

戸田屋さんの歴史についてもお話を伺う事が出来、とても真面目に着実に経営されて来た結果が今現在の繁栄に繋がっているのだなと、誠実な戸田社長の人柄に触れながら感じる事が出来ました。

 

*さらど塾とは・・・「食品を見分ける」の著者である、磯部晶策先生が提唱する以下の理念に基づき食品づくりを行う会のことです。

 ◎良い食品の四つの条件

 1、安全で安心して食べられること 2、ごまかしのないこと 3、味のよいこと 4、品質に応じて価格が妥当である

◎食品に携わる人の四つの原則

 1、原材料の厳選 2、加工段階の純正化 3、固い信念にもとづく一徹なメーカーの姿勢 4、メーカーといえども99%は消費者の立場と自覚

 どれも当たり前のことですが、その当たり前を実践するのは実はとても難しいことであります。それを実践されている戸田屋正道さんは本当に素晴らしい。

 戸田屋大福

大福も絶品!!

職人の手で一つずつ心を込めてつくられております。是非一度お試し下さいね。

(戸田屋正道:http://www.toda-ya.com

 

 

さらど塾の諸先輩方に、当店の開発中の無添加で作った餃子を食べて頂きました。

 

まだまだです。厳しいご意見を頂戴致しました。一つ一つご教示頂いた事を受けて納得の行くものをつくりあげていきたいと思います。

 

 

 

はちやの餃子(蜂屋食品株式会社) 担当:蜂屋和彦

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